金融機関をかたるフィッシング詐欺が急増中!いま知りたい3つの最新手口

最近、スマホに「銀行口座が凍結されました」「カードが不正利用されています」などの不安をあおるメッセージがよく届くと感じませんか?
実はいま、金融機関を装ったフィッシング詐欺が急増しています。中でも、SMSやメールからフィッシングサイトへ誘導する手口は非常に多く確認されています。
本記事では、特に注意したい金融機関をかたるフィッシング詐欺の最新手口と、被害にあわないための対策をご紹介します。

金融機関をかたるフィッシング詐欺が急増中!?

偽のSMSやメールを送りつけ、偽サイト(フィッシングサイト)に誘導し、IDやパスワード、クレジットカードなどの重要な個人情報を盗み取るフィッシング詐欺が増加しています。迷惑電話・SMS対策サービスを提供するトビラシステムズの調査によると、特に金融・決済サービスをかたるSMSが増加しています。2025年5月時点までに、金融・決済サービスをかたるSMSの割合は3カ月連続で増加しました。

「銀行口座の凍結」「カードの停止」など、偽の緊急メッセージで不安をあおり、フィッシングサイトに誘導する手口が多く発生しています。「お金に問題があったらどうしよう」「口座やカードが使えないと困る!」と焦ってしまい、だまされてしまうケースがあります。

いま注意すべき!金融機関をかたる手口3選

特に注意したい、金融機関をかたる最新の手口を3つご紹介します。

大手銀行や地方銀行をかたる詐欺

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様々な銀行をかたるSMSが発生しています。「【重要】口座の利用を一時制限しました」「不正アクセスが確認されました」といった文言で、偽のログインページへ誘導し、IDやパスワード、口座情報などを盗み取ります。

これまで銀行をかたるフィッシング詐欺では、全国展開する大手銀行(メガバンク)をかたるものが多かったですが、最近では地方銀行をかたるケースも多数確認されています。これまで以上に、幅広い地域や利用者層が犯罪のターゲットとして狙われているのです。普段利用する銀行名が記載されたSMSを偶然受け取ってしまう可能性は、誰にでもあります。「自分は大丈夫」と油断せず、警戒が必要です。

クレジットカードブランドをかたる詐欺

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多くの人が日常的に使用するクレジットカード。「利用停止」「不正アクセス」などのメッセージが届いたら、誰しも驚いてしまうでしょう。しかし今、このようなクレジットカードブランドの名前を悪用した詐欺SMSが急増しているのです。

メッセージに記載されたURLにアクセスすると、本物そっくりな偽サイトが表示され、カード番号やセキュリティコード、暗証番号などの入力を求められる危険があります。盗まれた情報が悪用されたり、犯罪者間で売買されたりするリスクもあります。

日本クレジット協会の発表によると、2024年のクレジットカード不正利用被害額は555億円で、うち9割は「番号盗用」によるものでした。フィッシング詐欺の拡大が要因の一つと考えられます。

<参考資料>
クレジットカード不正利用被害の発生状況(一般社団法人日本クレジット協会)

証券会社をかたる詐欺

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2025年に入り、証券会社のインターネット取引サービスにおいて証券口座が不正アクセスされ、株式を勝手に売買されるなどの被害報告が急増しています。

金融庁の発表によると、不正取引が発生した証券会社の数は、2025年1月の2社から5月は16社まで増加し、不正アクセス件数も急増しています。

この不正アクセスの原因とされているのが、証券会社をかたるフィッシング詐欺です。トビラシステムズの調査では、2025年に入ってから、証券会社をかたるフィッシングSMSの増加が確認されています。さらに、悪用される証券会社の名前も多岐に渡っています。

<参考資料>
インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引による被害が急増しています(金融庁)

フィッシング詐欺から身を守る!3つの対策

フィッシング詐欺の被害にあわないよう、日頃からできる対策を行いましょう。

SMSやメールのURLを触らない

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「アカウントをご確認ください」「今すぐ対応を」など、緊急性をあおるようなメッセージが届いても、SMSやメールに記載されたURLに触らないようにしてください。フィッシングサイトに誘導され、個人情報を盗み取られてしまう危険があります。

公式アプリや公式サイトで確認

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届いたSMSやメールがどうしても気になる場合は、事業者が提供する公式アプリ公式サイトから情報を確認しましょう。公式アプリや公式サイトのマイページに通知がなければ、届いたSMSやメールは詐欺の可能性が高いと判断できます。日頃から、銀行やECサイトなどの事業者が提供する公式アプリを利用したり、公式サイトをブックマーク(お気に入り登録)しておいたりするのがおすすめです。

迷惑SMS対策アプリを活用

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日頃からできる対策に加えて、迷惑SMSのブロックが可能な対策アプリを活用することで、詐欺被害のリスクからスマホを守ってくれます。

迷惑電話・迷惑SMS対策として、セキュリティOneの「迷惑電話チェック」 は、トビラシステムズの迷惑情報データベースをもとに、迷惑電話を自動で検知し、警告や拒否を行います。特殊詐欺などの危険な電話も事前に警告してくれるため、被害を防ぐことができます。

「迷惑メッセージチェック」では 、フィッシング詐欺などのSMSを自動で検知し、警告表示(Android)や迷惑フォルダ振り分け(iPhone)を行います。危険なSMSの開封を防ぎ、安心してスマホを使えます。

金融機関をかたるフィッシング詐欺をしっかりと対策し、大切な財産を守りましょう。


出典:特殊詐欺情報局 by トビラシステムズ
https://note.com/tobila/n/nf3d0ce3a24f3


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